【ボクシング】東洋太平洋王者力石政法、兄・矢吹正道との兄弟世界王者意欲「でっかい目標ある」

6・10世界前哨戦へ気合十分の力石(力石選手提供)

ボクシングのWBOアジアパシフィック、東洋太平洋スーパーフェザー級王者力石政法(28=緑)が1日、電話取材に応じて「兄弟世界王者」への意欲をあらためて示した。

元世界3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーが手がける「3150FIGHT」の下部的興行「SURVIVAL」が6月10日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で2部構成で行われる。力石は後半のメインで登場。相手は未定だが、世界ランカーを予定する。契約134ポンド(約60・7キロ)の10回戦で世界前哨戦と銘打たれる。

力石はスパーリングパートナーを求め、関東のジムで練習を積んできた。「自分は世界に通用すると思っている。早く世界レベルの選手と(試合を)やりたいと思っていた。今回は世界前哨戦。自分を信じてプレッシャーもなく、軽い感じで練習できている」と語った。

前回、1月6日はWBOアジアパシフィック王者木村吉光(志成)との王座統一戦を5回KOで制した。「前回の木村戦までは毎試合、負けたら引退の覚悟を持っていた」と明かし、「今回の試合からは世界に挑戦していく立場なので気持ち的に楽になり、ボクシングを楽しめるようになった」と職業的なボクシングへの思いから心境の変化を明かした。

兄は元WBC世界ライトフライ級王者の矢吹正道(緑)。「兄弟で世界のベルトを巻く、でっかい目標がある」と言い、「この世界は結果がすべて。自分しか信用できない。練習メニューもすべて、自分で考えてやっている」と話した。

試合当日は29歳の誕生日でもある。「世界のレベルにたどり着きたい」。まだ見えていない対戦相手だが、気持ちは高ぶってきた。【実藤健一】