<東京女子プロレス>◇11日◇後楽園ホール
愛野ユキが遠藤有栖とのインターナショナル・プリンセス王座次期挑戦者決定戦を制し、7月8日大田区大会での辰巳リカへの挑戦権を獲得した。勝利後マイクを取った愛野は「見てた? リカさん」とリング上に辰巳を呼び「お願いします」と頭を下げ、固い握手を交わした。
4日両国大会のリング上で辰巳への挑戦を表明していたところで、遠藤に割って入られ、急きょ挑戦者決定戦が行われることになった。2月にシングル初勝利を挙げたばかりの成長途上の遠藤に対し、パワーで圧倒するはずだったが、素早い動きに苦しみながらも勝利をつかんだ。試合後は「この間、シングル初勝利した選手とは思えない。有栖のおかげでまた1つ強くなれた。ありがとう」とたたえた。
先手を取られ、場外戦では遠藤の猛攻を浴び、雪崩式水車落としからキャメルクラッチで追い込まれた。それでもギブアップはしなかった。ロープで回避し、最後はブルドッキング・ヘッドロックからヴィーナスDDTにつないだ。
コロナが明け、海外勢も参戦してくる中で、インターナショナルのベルトに魅力を感じ始めた。「チャンピオンがリカさんだからこそ、モヤモヤとか不安とか全部吹き飛ばす、最高潮に熱い試合をやります」。20年に姉の天満のどかさんとの「爆れつシスターズ」でプリンセスタッグ王座を獲得。「愛野ユキ」として、7・8辰巳に勝利し、今度はシングルの歴史に名を刻む。