<格闘技スタンディングバウト・エキシビション戦:ラストネームマターズ大会> ◇11日(日本時間12日)◇米マイアミ・フォートローダーデール・フラッグ・ライブアリーナ
プロボクシング50戦無敗のまま引退した元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(46)がリタイア後、7度目のエキシビションマッチで警察出動を余儀なくされる大乱闘を起こした。格闘家のジョン・ゴッティ3世(30)とのスタンディングバウトによるエキシビションマッチに臨んだ。ゴッティ3世のパンチをボディーワークで回避し、完全に試合をコントロールしていたが、6回に舌戦が騒動までに勃発した。
6回はリング上で拳が出る前に口が出る展開だった。メイウェザー、ゴッティ3世ともに挑発合戦が続いた。これ以上、試合続行不可能とみたケニー・ベイレス・レフェリーが無効試合として両者の間に入った直後、メイウェザーは怒り狂ったゴッティの連打を浴びそうになった。たまらず両陣営、関係者合わせて30人以上がリングに突入する大乱闘に発展してしまった。
両陣営のヒートアップは冷めることなく、リングやバックステージでも争いが続き、最終的には現地警察が介入。両選手ともにアリーナから護送され、観客も警官隊によって強制退場となった。
試合後、ニューヨークの有名なギャングを祖父に持つゴッティ3世は自身のインスタグラムを更新し「フロイド・メイウェザー。お前は一生の敵だ」と怒りを表した。さらに「俺は屈服したり、戦いを止めたりしていない。理由のない無効試合だ」とレフェリーの判断についても怒りをぶつけていた。
ゴッティ3世戦前、メイウェザーは「2023年には再び日本で、その後にハワイ、サウジアラビア、アフリカ、アビダビでエキシビションをやる予定だ」と構想を口にしていたが、今回の大乱闘で何らかの影響も出てきそうだ。