元日本王者石沢開が1年2カ月ぶり再起戦をKOで飾る、階級上げて再び世界目指す

5回KO勝ちで再起リングを飾り、勝利をかみしめる元日本ミニマム級王者石沢開(右)

ボクシング元日本ミニマム級王者石沢開(26=M・T)が約1年2カ月ぶりの再起戦を飾った。

12日、東京・後楽園ホールでジェイセバー・アブシード(28=フィリピン)とのフライ級8回戦に臨み、5回2分37秒、KO勝利を収めた。3回に左カウンターを浴びてダウンを喫したものの、5回に右ボディーでダウンを奪い返すと、連打からの右アッパーでダウンを追加してとどめを刺した。

昨年4月、当時のWBO世界ミニマム級王者谷口将隆(ワタナベ)に挑戦するはずが、前日計量で体重超過。勝っても空位という条件の中で11回TKO負けを喫して以来、2階級上げての再起リングだった。「マイクロタイソン」の愛称で、ミニマム級では異例のKO率8割以上を誇ってきた。今後はフライ級か、ライトフライ級で再び「世界」を目指す上で、意味のあるKO勝ちの再起となった。