【ボクシング】元東洋太平洋2階級王者渡辺雄二のおい、高山涼深が日本スーパーフライ級新王者

川浦に4回TKO勝ちし、伯父の渡辺雄二氏(左)と記念撮影する高山(中央)(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング:ダイヤモンドグローブ大会>◇13日◇東京・後楽園ホール

日本スーパーフライ級王座決定10回戦で、同級2位の高山涼深(26=ワタナベ)が新王者となった。同級1位の川浦龍生(29=三迫)と同王座を懸けて拳を交え、4回1分5秒、レフェリーストップによるTKO勝利を収めてベルトを手にした。

序盤から手数多く攻め、3回、4回と左ストレートを効かせ、最後はラッシュをかけてレフェリーストップ勝ち。高山は「あまり実感がわかないです。最初から中間距離を気にしていたので、そこを意識してずっと戦えた。小口(忠寛)トレーナーに見ていただいて、やっと結果として出せてよかった」とうれし涙。駿台学園高、法大の先輩となる小口トレーナーに恩返しできた喜びを口にした。

当初は昨年12月に決まっていた川浦との王座決定戦だったが、ロードワーク中に右足を骨折。1度は中止となったものの、約6カ月後に再びセットされたタイトル戦だった。世界に2度挑戦した元日本スーパーフェザー級王者で元東洋太平洋2階級制覇王者の渡辺雄二氏のおいとなる高山が、伯父に続いて日本の頂点に立った。伯父に向け「超えられない壁があるが、伯父が取れなかった世界を目指してまた練習していきたい」と抱負を口にしていた。