格闘技、修斗のプロ選手・本多“弥彦”直樹(30、SAI-GYM)が代表で、女子格闘技「DEEP JEWELS」参戦中のプロ格闘家・ちびさいKYOKA(25、同)がスタッフを務めるプロテインバー「SSスタンド」が17日にオープンする。新潟・燕市の複合商業施設「ネクストジェネレーションタウン」内で営業を始める。一般的なドリンクとしては、なじみの薄いプロテインを格闘家の視点で普及させようという思いも込めた。
本多が「SSスタンド」を構えたのはコンテナ型店舗が並ぶ「ネクストジェネレーションタウン」の一角。テイクアウト専門だが、タウン敷地内の休憩スペースを飲食用に使用できる。
中心メニューのプロテインドリンクはプレーン、バナナなど6種の味のプロテインをコーヒー、牛乳、アップルジュースなどで割るもの。1杯500円で好みに応じてさまざまな組み合わせを提供する。プロテインはアスリート専門飲料のイメージが強い。「そこを変えたい。まずおいしいんです。一般の方に普通に飲んでいただきたいです」。
13年のアマ修斗の経験を積んで9月にプロデビューする。普段の体重は66~67キロでアマ時代から試合1カ月前から10キロほど減量。プロテインを毎日飲んで体調を維持した。「栄養豊富で体重も増えない。体に良くて、ダイエット効果があることは僕が証明しています」と笑う。
5月にタウンの関係者から声をかけられたのがきっかけだった。準備期間は約1カ月しかなかったが、バーベキューマスターの資格を持つなど料理は得意。「何かやりたいと思っていたので、すぐに決めた」。
一般企業で午前8時30分から午後5時30分まで働くサラリーマンでもある。職場の理解を得て、勤務後に開店準備、その後に所属するSAI-GYMでデビュー戦に備えた練習と3つとも怠らずオープンにこぎつけた。「格闘技のプラスになるように。店を通して自分の存在も知っていただきたい」と笑顔をみせた。【斎藤慎一郎】
○…SAI-GYMで本多の後輩、ちびさいKYOKAは月曜から金曜日に店頭に立つ予定。本多が平日は会社勤務のため「看板娘」と「店長代理」を務める。「多くの人に来てもらいたいです」。9月に試合が予定される。デビューから3連敗後に2連勝と調子は上向きだ。SNSのフォロワーも増えており「お店を通じて自分の試合も見てもらえるようになったら」とPRしていた。
◆SSスタンド プロテインを使用したドリンクを提供。酒類も用意。価格は税込みでプロテインドリンク500円、プロテインスムージー700円、プロテイン酎ハイ、プロテインカクテルが各600円、軽食はハッシュドチキン(700円)、トリチャーシュー(500円)、土日祝日限定でソフトドリンク付きのトリキーマカレー(1000円)の3つ。営業時間は月~金曜が午前10時~午後6時30分、土日祝日は午前10時~午後10時の予定。
◆本多“弥彦”直樹(ほんだ“やひこ”なおき、本名・本多直樹)1992年(平4)10月5日生まれ、西蒲原郡弥彦村出身。弥彦中ではバスケットボール部。三条商2年の時にSAI-GYMに入門。16年北信越アマ修斗選手権フェザー級3位、20年北日本アマ修斗選手権フライ級準優勝。23年3月の修斗トライアウトマッチ後にプロ昇格。ブラジリアン柔術青帯。168センチ。
◆ちびさいKYOKA(本名・皆川杏佳=みながわ・きょうか)1997年(平9)7月1日生まれ、燕市出身。吉田中では家庭科部。中学卒業前にSAI-GYMに入門。西川竹園高でもジム通いを続けた。21年6月に「DEEP JEWELS」の古林礼名戦でデビューし判定負け。22年9月のジャカ季美香戦で判定勝ちしプロ初勝利。146センチ。