井岡一翔「何か伝わればいい」WBA王者フランコと異例の1週間前フェースオフ

WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチを前に会見しフェースオフをする王者フランコ(左)と挑戦者の井岡(撮影・野上伸悟)

プロボクシング前WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(34=志成)が、世界戦1週間前の異例のフェースオフ(にらみ合い)を展開した。24日に東京・大田区総合体育館で行われるWBA世界同級王者ジョシュア・フランコ(28=米国)戦を前に17日、都内で2人そろって記者会見。早々の「にらみ合い」に臨んだ。

昨年大みそかに引き分けとなったフランコとの再戦。約6カ月ぶりにWBA王者と再会した井岡はフェースオフ後に握手を交わした。「この試合に向けてやるべきことはやってきたので、あとは試合に向けて残りの時間を使って良い調整をし、試合に臨むだけだと思っている。今になって特に気持ちとして変わることはないですけど、こうして今日、会うことによって試合が近づいているんだなとより感じました」と高揚感を口にした。

自ら選択したフランコとの決着戦だけに、静かに燃えている。「明確に勝つことが1番だと思う。理想にするならKO勝ちが1番。明確に勝ちにいきたいと思っている」とキッパリ。20年12月の田中恒成戦以来、5試合ぶりのKO勝ちも強く意識している。

今回は地上波ではなく、ABEMAのPPV配信で「覚悟のリマッチ」と題されている。進退の覚悟を問われると「リングでの自分の戦い、この試合に向けての生きざまをみてもらえれば、何か伝わるものがあると思う。見ている人にリングでそれを見せたいと思う」と言葉に力を込めた。

試合1週間前という異例の時期でのフェースオフを終えると「これをみて、この時期に(フランコと)会うことによって、見ていただく方、興味を持っていただいている方に試合前に何か伝わればいいと思っている」と決意を示した。