【ボクシング】井岡一翔「しっかり倒して勝つ」フランコとの再戦に「負けられない」強い意欲示す

WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチに向け練習を公開し、ファイティングポーズをとる井岡(撮影・菅敏)

ボクシング前WBO世界スーパーフライ級王者で現WBA世界同級6位の井岡一翔(34=志成)が約2年半ぶりのKO勝ちで再戦を制する姿勢を示した。24日、東京・大田区総合体育館で同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)に挑戦する。19日、東京・目黒区の所属ジムで練習を公開。昨年大みそかに引き分けて以来の即再戦で明確な勝利=KO撃破を強調し、20年12月の田中恒成(畑中)戦以来、5戦ぶりのKO勝ちで因縁に決着をつける意気込みだ。

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完全決着をつける意気込みが井岡の言葉からにじんだ。昨年大みそかに臨んだフランコとのWBA、WBO世界同級統一戦で引き分け。指名試合の義務が生じたWBO王座を返上し、フランコとの即再戦を選択した。半年前はフランコのプレスと数多い手数に対し、井岡がガードしつつカウンターをヒットさせる攻防が最終12回まで続いた。

「(前回は)結果がついてこなかった。今回はわかりやすく言うと倒しにいく。しっかり倒して勝つ。そういう戦いになる」

井岡が強くKOを口にするのは珍しい。20年12月の田中戦以来、約2年半ぶり、5戦ぶりのKO勝ちを念頭に置き「明確な勝利」で再戦を制する意気込みだ。

リマッチには強い。フライ級では元WBA王者フアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)と初対決で2-0の判定勝利し、再戦では11回TKO勝利。スーパーフライ級でも元WBO王者ドニー・ニエテス(フィリピン)との初対決で1-2の判定負けを喫したが、再戦で大きくポイント差をつけて3-0の判定勝ち。いずれも完勝している。

「自分の中でこの試合に対する覚悟、気持ちがある。負けられないという気持ちはより強い」

フランコ戦後には同級最強とされるWBC世界同級王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(33=メキシコ)との対戦を希望する。井岡は「彼とやるには統一戦が最低条件。まず自分がタイトルを保持することが最低条件になる。この先を見据えて明確に倒して勝つのが1番」と集中していた。【藤中栄二】