プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者のジョシュア・フランコ(27=米国)が20日、都内でジムで練習を公開した。24日に東京・大田区総合体育館で、前WBO世界同級王者で現WBA世界同級6位の井岡一翔(34=志成)の挑戦を受ける。昨年大みそかのWBA、WBO世界同級王座統一戦以来の即再戦に向け、ストレッチとシャドーボクシングを披露した。
前回の対決では、フィジカルと手数で前に出ながら先手で攻め続け、手堅いガードとカウンターパンチをヒットさせた井岡と競り合った。ドローという結果を受け「前回よりもジャッジに対して勝利が明確に分かるような試合をしたい」とWBAベルトを手にしながら、王者としての風格を漂わせた。井岡からは「KO勝ち」を意識した発言が多いが、フランコは「結果としてKOになればいいが、特に狙うことはしない」と自然体を貫いた。
前回の井岡戦前には、WBA王座を懸けて元王者のアンドルー・モロニー(オーストラリア)と3度連続で対戦。初対決は3-0の判定勝ち(20年6月)、2度目は2回無効試合(20年11月)、そして3度目は3-0の判定勝利(21年8月)で決着をつけた。フランコは「リマッチには慣れていると思う。リマッチに勝つには、もっと明確なダメージを与えるパンチを出すことが大事。私の頭の中では(ダメージを与えるパンチを)出せば勝てると思っている」と自信を示した。
すでにウエートはリミット52・1キロまで残り180グラムあたりまで迫っており、体重調整の不安もないという。2戦連続でアウェーでの世界戦を選択しているが「リマッチして、どちらが勝者かを決めることはもちろん、日本はリスペクトしてくれる国。日本の雰囲気も好きなので、(ロバート・)ガルシア・トレーナーと話して決めたんだ」と笑顔をみせた。
前回に引き続き、WBO世界フライ級王者の弟ジェシー・ロドリゲス、父ジェシーシニアと一緒に来日し、サポートを受けている。家族の支えもあり、敵地リングであることにもまったく不安を感じていない様子だった。