井岡一翔の相手、フランコは再計量クリアできず王座剥奪 試合は当日契約体重で成立へ

再計量で会場入りするジョシュア・フランコ(撮影・河田真司)

プロボクシング元世界4階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級6位の井岡一翔(34=志成)の挑戦を受ける同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)が体重超過で失格となった。1回目の計量でリミット(52・1キロ)よりも3・1キロの体重超過、約1時間50分後の2回目計量も55・0キロでクリアできなかった。これでフランコは王座を剥奪された。日本ボクシングコミッション(JBC)独自のルールでは、リミットよりも3%以上の体重超過は即試合中止となるものの、今回は世界戦のためにローカルルールは適用されない。

井岡陣営が試合開催を希望しているため、両陣営によるルールミーティングで試合当日の契約体重を協議。24日午前10時にフランコが計量し、58・97キロクリアすれば試合が成立する。なお体重超過の場合、2時間の猶予も与えられる。井岡が勝てば新王者、そしてフランコが勝利した場合は王座が空位となる。昨年大みそかのWBA、WBO世界同級王座統一戦となった井岡-フランコ戦はドロー。試合後、井岡は指名試合の義務が生じたWBO王座を返上し、自ら再戦を希望した「覚悟のリマッチ」と銘打たれている。

フランコの体重超過を受け、計量後の記者会見で井岡は「僕の気持ちとしては何ひとつ変わりないです。やるべきことをやって明日、リングに上がってボクが王者になるだけだと思っています。(怒りなど)まったくないです。自分はやるべきことをやって今日、ベストな状況でチームとサポートしていただいている方と今日を無事に迎えられたので、自分としては充実した気持ちでいます」と口にした。

さらに試合開催実現を願うように「大みそかに戦った対戦相手と明日、もう1度戦って、必ずあの日の続きが明日、王者になるというそういう戦いを必ず応援していただいているみなさんにその姿をおみせしたいと思っています。過去の自分を必ず超えてみせるので、明日は期待してください。応援よろしくお願いします」と会見を締めくくっていた。

前回のフランコ戦後、ドーピング検査で井岡の尿検体から大麻成分(THC-OOOH)が検出されたと21日深夜に日本ボクシングコミッション(JBC)から発表された。試合3日前という異例の発表以来、初めて井岡が公の場に登場していた。

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