プロボクシング前東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者・豊嶋亮太(帝拳)が心機一転で再起戦に臨む。7月1日、東京・後楽園ホールで韓国同級2位ジェ・ファングク(30=韓国)との同級8回戦を控える。今年1月に佐々木尽との防衛戦で1回TKO負けを喫して王座陥落して以来、約6カ月ぶりのリングとなる。試合後、約2カ月間、練習から離れて自問自答を繰り返し、現役続行の決意を固めたという。
豊嶋は「何か少し挑戦していく気持ちが薄くなっていた。まだまだ挑戦する立場なのに。それが前回の試合に出てしまったと思う。今、自分のやれることをしっかりやりたい。振り返っても過去は戻らない。1回落ちたら上がるだけだと思う」と強い気持ちでジムワークに戻ってきたという。
新たなことを始めるではなく、左フック、右アッパー、そして左ボディーと持ち前の技術を磨いている。体重移動を含めたバランスも安定感を増しており、攻守に手応えがある。豊嶋は「戻ってきたからにはしっかり勝ちますし、連勝街道で、まずは元の位置に戻ることを目標にして、そこから先はあとで考えるつもり。1歩ずつ『豊嶋はできる』ところをみせたいと思う」と再起のリングで完全復活を証明するつもりだ。