14連勝中の下町俊貴「1発で」大湾硫斗「自分から」日本Sバンタム級王座決定戦へ計量クリア

日本スーパーバンタム級王座決定戦に向け、計量クリアした同級2位下町俊貴(左)と同級5位大湾硫斗

プロボクシング日本スーパーバンタム級王座決定戦が28日、東京・後楽園ホールで開催される。大橋ジム興行フェニックスバトル101大会のセミファイナルで組まれ、同級2位の下町俊貴(26=グリーンツダ)が同級5位の大湾硫斗(25=志成)と日本王座を懸けて拳を交える。27日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで両者そろって前日計量に臨み、リミット55・3キロでパスした下町に対し、大湾は200グラム少ない55・1キロでパスした。

下町にとって16年のプロ初黒星から16戦無敗でたどりついた初タイトル挑戦。「すぐに(タイトル戦)という感じはなかった。明日勝てば結果は良かったとなる。とにかく勝ちたい。欲を言えばパンチをもらいたくない。1発で取りたい」と強い決意を示した。昨年12月に世界ランカーのジョー・サンティシマ(フィリピン)に判定勝ちし、世界ランカーにもなった。

一方の大湾もタイトル初挑戦となる。決定戦出場の上位選手たちに故障が重なり、急きょ巡ってきたチャンス。「全力を出すだけ。(下町の)身長は高いですが、想定通り。相手はボクシングがうまいのでズルズルといってペースを握られると面白くない。そうなるなら自分から攻めていかないといけない」と意気込んだ。所属ジムでは今年に入り、堤駿斗が東洋太平洋フェザー級王座、森武蔵が東洋太平洋スーパーフェザー級王座、そして井岡一翔がWBA世界スーパーフライ級を獲得。「プレッシャーにはならない。こっちは全力でやるので、自分のことだけに集中したい」と静かに燃えていた。