下町俊貴が日本スーパーバンタム級王座獲得「勝利の喜びは自分に伝えたい」

日本スーパーバンタム級王座決定戦10回戦 下町は大湾を破りベルトを手にする。左はラウンドガールの竹内星菜、右は長瀬礼華(撮影・足立雅史)

<プロボクシング:フェニックスバトル101大会>◇28日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援

日本スーパーバンタム級王座決定戦が行われ、同級2位下町俊貴(26=グリーンツダ)が新王者となった。

同級5位大湾硫斗(25=志成)と日本ベルトを懸けて拳を交え、3-0(97-93×2、98-93)の判定勝利。タイトル初挑戦で日本王座を獲得した。16年にプロ初黒星から16戦無敗でたどりついた初タイトル挑戦だった。

下町は「めちゃくちゃ大湾選手が強くて。パンチ強くて、もらわん距離を意識した。怖くて距離をキープできたのが勝因かな」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。昨年12月に世界ランカーのジョー・サンティシマ(フィリピン)に判定勝ちし、世界ランキングも手にし、満を持して臨んだ日本タイトル戦。5回までの途中採点でリードしていたが、セコンドからは防御面を指摘されていたという。「ガードをしろと。ガードが甘くて1発食らうとどうなるか分からなかった」と常に危機感を持って10ラウンドを戦い抜いた。

17年に全日本同級新人王を獲得しMVPも受賞。日本同級ユース王座も獲得と着実にステップを踏み、日本王座まで到達した。下町は「勝利の喜びは自分に伝えたい。これからも負けたくない。次はまた上位の1位の選手と試合しなくてはならない。切り替えていきたい」と王座奪取の余韻に浸らずに気持ちを引き締めていた。

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