<プロボクシング:WHO,S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT>◇1日◇東京・後楽園ホール
東日本ミドル級新人王1回戦で、「浪速のロッキー」と呼ばれた元プロボクサーの俳優赤井英和(63)の長男、英五郎(28=帝拳)が初戦突破を果たした。
1回戦で鈴木輝(26=金田)と拳を交え、1回1分21秒、TKO勝利。ロープ際に追い込むと、猛烈ラッシュを続け、最後は左ボディーからの連打でレフェリーストップ勝ちを収めた。
赤井は「猛ラッシュになってしまいましたね。ワンツー、左フックからストレートを打ったら左目を気にしていたので一気にいきました」と秒殺TKOに安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
東日本新人王は21年に初挑戦し初戦敗退。昨年は準決勝で元K-1ファイター左右田泰臣(EBISU K.s BOX)に敗れており、今年がラストの3度目挑戦となる。「自分としては毎試合強くなっている。結果が出ずに負けてはいるが、僕のペースで強くなっていると思う」と手応えを示した。
昨年の東日本新人王敗退後、所属ジムの本田明彦会長の勧めで、元日本ミドル級1位のカルロス・リナレス・トレーナーとのコンビになった。同1月には長女愛実(あみ)ちゃんが誕生。父英和氏は「子供が生まれて家族も増えた。1、2年目よりも成長を感じている。真面目な男でよく走っている。私と違い、細かいパンチも打てるし、私よりも上にいくと思う」と成長に目を細めた。
準決勝では、人気時代劇「水戸黄門」の格さん役で知られる俳優伊吹吾郎の孫、伊吹遼平(27=三迫)との対戦が決まった。赤井2世VS伊吹3世の対決は注目が集まりそうだ。赤井は「注目されるならうれしい。注目されてナンボなので」と昨年突破できなかった準決勝勝利に向け、気合を入れ直していた。