<総合格闘技:UFC290大会〉>◇8日(日本時間9日)◇米ラスベガス・T-モバイルアリーナ
UFCフライ級ファイターの「超新星」平良達郎(23=Theパラエストラ沖縄)が日本勢で約8年半ぶりのUFC4連勝を飾った。エドガー・チャイレス(27=メキシコ)との130(約58・97キロ)ポンド契約体重5分3回に臨み、3-0(29-27×3)の判定勝利を収め、UFCデビューから無傷の4連勝を飾った。平良は「なんとか勝ててホッとしています」と安堵(あんど)の気持ちを明かした。
1回に左フックを浴びて動きが止まったシーンもあったものの、グラウンドで抑え込んでひじを連打。2回にはマウントを取って拳、ひじ攻撃で優位に立ち、最後には三角絞めにも入った。最終3回の終盤には裸絞めを受けるシーンもあったが、足技でテークダウンを奪って攻め込むなど主導権を奪っていた。平良は「試合内容についてはいろいろありますが、もっと強くなってランカー狩りをするので、ぜひご期待ください」とコメントした。
日本勢のUFC4連勝は15年1月に堀口恭司がマークして以来、約8年半ぶり4人目となった。日本人初のUFC王座獲得を目標に掲げて参戦している平良にとってフライ級のランキング入りを見据えた重要なファイトだった。当初は6月24日、米ジャクソンビルで、クレイドソン・ホドリゲス(ブラジル)とフライ級5分3回で対戦するはずが、相手の大幅な体重超過で試合中止に。本人の希望もあって急きょ2週間後にチャイレス戦が成立。UFCのナンバーシリーズ初出陣に備え、そのまま米国に滞在しながら調整してきた。
本場の米ラスベガスのT-モバイルアリーナで経験したオクタゴンは収穫も多かった。平良は「この試合で、たくさんのことを学んだし、何より、これだけ大きい舞台で戦えたことが幸せです。すごく楽しかったし、気持ちよかったです」と振り返っていた。