【ボクシング】王者桑原拓「パーフェクトゲームにしたい」11日東洋太平洋フライ級王座初防衛戦

東洋太平洋フライ級タイトル戦に向け、計量クリアした王者桑原拓(左)と同級9位ウラン・トロハツ

プロボクシング東洋太平洋フライ級王者の桑原拓(28=大橋)が初防衛成功で世界をアピールする。

11日に東京・後楽園ホールで開催される大橋ジム興行「フェニックスバトル102大会」(日刊スポーツ新聞社後援)のメインで、同級9位ウラン・トロハツ(30=中国)とのV1戦を控える。10日、東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、両者そろってリミット50・8キロでクリアした。

今年3月にメキシコ同級王者のホセ・リバスを51秒殺して以来、約4カ月ぶりのリングは世界ランカー対決。WBAでは桑原が同級8位、トロハツは同級11位にランクされる。桑原は「ランキングのアップも狙える相手。世界挑戦経験もあるし、勝ち方や内容で大橋(秀行)会長から(世界戦への)ゴーサインを出してもらえるように」と気合を入れ直した。

元東洋太平洋フェザー級王者の松本好二トレーナーのもと、フィジカルを鍛え直し、持ち前のスピード感あふれる動きに加え、パンチ力も増した。「鬼門」とされる初防衛戦で強敵が相手となったものの、自然体を貫く。「過去1、2を争うほどうまく調整がいきました。何も打たせない、パーフェクトゲームにしたい。1ポイントも与えないつもり。中盤以降にKOでストップしたい」と自信をのぞかせた。

一方のトロハツは、19年大みそかのWBO世界フライ級王者田中恒成(畑中)への挑戦以来の来日。初来日の17年10月は引き分け、そして田中戦で負けたこともあり、「3度目の日本。ドロー、負けだったので、次は勝つ順番だ。強いパンチを出して勝ちたい。非常に燃えている」と世界ランカー対決に向けて意欲を示した。