【ボクシング】亀田興毅ファウンダー命名“ナニワの普通”? 西田凌佑8月に世界挑戦者決定戦

左から)亀田興毅ファウンダー、西田凌佑、武市晃輔・六島ジムチーフトレーナー(撮影・阪口孝志)

プロボクシングIBF世界バンタム級5位の西田凌佑(26=六島)が13日、大阪市のK World3ジムで会見を開き、同級挑戦者決定戦に向けての意気込みを語った。

西田はボクシング元世界3階級王者の亀田興毅ファウンダー(36)が手がける「3150FIGHT vol.6」(8月11日、エディオンアリーナ大阪)で同級6位のクリスチャン・ヒメネス(メキシコ)との挑戦者決定戦12回戦に挑む。

プロ通算成績は7戦7勝1KO。相手のパンチをもらわず、自身は手堅く当てて判定勝ちに持ち込むスタイルだ。トリッキーでタフな選手が多いメキシカンとの対戦は初めてになるが、「相手は強いが、今回ももらわずに当ててポイントを取っていきたい。まずは勝つことに徹して挑戦権を獲得したい」と意気込んだ。

ボクシングスタイルと同じく私生活にも派手さはない。趣味は2匹の愛犬の散歩。食事は「基本的に何でもいけます」。漫画やゲームは「それなりに読みます」。音楽は「ロックが好きです」。特徴のない回答に興毅ファウンダーも「普通やな。普通もここまで言ったらすごい。“ナニワの普通”ってリングネームにする?」と感心した。

一見つまらなくも写る一方で、興毅ファウンダーは「負けないボクシング。当てるのが難しくて、チャンピオンになったら長期政権を築くんじゃないか。(フロイド・)メイウェザーもそう。当てるのが難しいボクサーは、もらわないから長くできる。キャラは違うけど、スタイルは同じ」と高評価。「ミスター判定勝ち。それはそれで面白い。ボクシングは技量を披露する場だし、KOが全てじゃなくて勝つことが全て。冷静に淡々と最後まで試合ができる選手ってすごいですよ。西田選手のすごさをどう伝えるのかは僕らの仕事。いろんなボクサーがいて、チャンピオンになったやつが一番強い」と話した。

そんな“普通”の西田が唯一、顔色を変えたのが妻の沙捺さんの話題だ。

沙捺さんは近大ボクシング部の同級生で全日本女子3連覇の実績を持つ。学生時代から交際し、3月に結婚した。現在はボクシングを離れサポートにまわっているが、学生時代は西田のマスボクシングの相手を務めるなど「今でも技術やメンタルの話を聞くことはある」という。

妻が元ボクサーと知り、興味津々の興毅ファウンダーから「セコンドに付いてもらったらええやん。一緒にお願いに行こか?」と振られると、西田は「いや、そこは自分的にはちょっと。『ガード上げろ』とかすごい言われるんで」とさすがに照れくさそう。家庭では動画視聴に集中しすぎて、妻の話を聞かずに怒られることもあるそうで、興毅ファウンダーも「それやったらセコンドに付けても話聞かへんかもな」と苦笑していた。