25日に東京・有明アリーナでプロボクシングWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)に挑戦するWBC、WBO同級1位井上尚弥(30=大橋)が13日、スパーリングを打ちあげた。14日、フルトンの公開練習を視察した井上の父真吾トレーナー(50)が明かした。スパーリングのラストはメキシコから呼んでいる練習パートナー、フェザー級のブライアン・アコスタ(27)との4ラウンドだったという。
最終調整中の仕上がりについて真吾トレーナーは「いいですよ。相当スパーリングをやったが、今回は波がなかった。本人の意識、フルトンのことを考えながら練習していることがすごく感じ取れた。毎試合毎試合そうですけど、今までで一番良かったと思う」と手応えを示した。
スーパーバンタム級初戦で、2団体統一王者フルトンに挑戦、そして18年5月以来、約5年2カ月ぶりの挑戦者であることで「本人の意識が相当強いのではないか」と強調。また階級転向でリミットが1・8キロ増したことで「本人が結構、練習がすごくできるみたいで、あえてどこかで抜いて。オーバーワークにならないように。本当に仕上がりはすごくいい」と太鼓判を押していた。