<プロボクシング:54・0キロ契約体重8回戦>◇25日◇東京・有明アリーナ
元K-1スーパーバンタム級王者で現東洋太平洋同級王者の武居由樹(27=大橋)がバンタム級(リミット53・5キロ)を見据えた初陣を制した。
東洋太平洋バンタム級7位のロニー・バルドナド(27=フィリピン)との54・0キロ契約体重8回戦に臨み、3回1分8秒、KO勝ち。コーナーに追い詰めると、サウスポースタイルから右ジャブからの左ボディーストレートでダウンを奪ってキャンバスに沈めた。これで通算戦績は7戦7勝(7KO)無敗となった。
常に謙虚な武居は「久しぶりにバチッと倒せた。細かいところ、(相手)パンチもらわないとかやらないといけない。もっと強くなって出直してきます」と決意を新たにした。バルドネドの大振りの右強打を浴びるシーンもあり「映像も見た通り、すごく振ってきたのでびっくりしました」と反省も忘れなかった。
所属ジムの大橋秀行会長(58)に勧められ、世界挑戦の可能性を広げるためにバンタム級を見据えた契約体重で臨んだ。いわば“テストマッチ”とも言えるリングで快勝した武居は「スーパーバンタム級でやるよりもすごく調子がよかった。バンタム級でも狙っていきたいと思う。バンタム級か、スーパーバンタム級か、チャンスがある方を狙っていきたい」と声をはずませていた。
◆武居由樹(たけい・よしき)1996年(平8)7月12日、東京・足立区生まれ。10歳の時、同区のPOWER OF DREAMジムの古川誠一会長の自宅に住み込み、キックボクシングの練習を開始。足立東高時代はボクシング部に所属。14年11月にK-1傘下のKrushでプロデビュー。17年にK-1スーパーバンタム級王座を獲得し、同年のK-1年間最優秀選手に選出。キック戦績は23勝(16KO)2敗。20年12月にボクシング転向を表明し大橋ジム所属に。22年8月、東洋太平洋同級王座を獲得。身長170センチの左ボクサーファイター。