<新日本プロレス:G1 CLIMAX>◇26日◇東京・後楽園ホール
「HOUSE OF TORTURE」のEVILが、2年連続で邪悪に「UNITED EMPIRE」のHENAREを葬り去った。入場からやりたい放題。赤コーナーから登場したHENAREの後ろには、EVILの仲間の姿が忍び寄っていた。ディック東郷は、パイプ椅子を手に、HENAREを急襲。EVILは、レフェリーの注意を引きつけると、絶妙に東郷をアシストした。
試合が始まっても、悪は変わらなかった。EVILは、場外でHENAREを本部席へたたきつけ、着席していた渡辺リングアナまで巻き込んだが、そんなことはお構いなし。マイクコードを手にすると、HENAREのもん絶の声をマイクに響かせた。ひたすら「HENARE」コールの後楽園ホールだが、EVILは止まらなかった。最後は東郷がパイプ椅子でHENAREに攻撃すると、この椅子をぶち抜いたHENAREにレフェリーから疑いの目が向けられる展開…。その隙に、EVILがローブローでダメージを与え、3カウントを奪った。
昨年も反則ざんまいでHENAREから勝利を奪ったEVILはバックステージに登場すると「おい! いいか、G1チャンピオンになる男はよ、こうやって勝たないとな。分かったか、おい! よく覚えておけ」とあたかも正々堂々と戦ったかのようなコメントを残したが、今年も無法ファイトで白星を手にした。HENAREは息が上がった様子で苦しい表情を浮かべながら「クッソ。2年連続だ、EVIL!」と悔しがるしかなかった。