8・11重岡銀次朗-バラダレスIBF統一戦が延期と発表 重岡負傷が理由

IBF世界ミニマム級王座統一戦に向け、闘志を燃やしファイティングポーズをとる重岡。左は亀田興毅氏(2023年6月30日撮影)

プロボクシングIBF世界ミニマム級暫定王者の重岡銀次朗(23=ワタナベ)が8月11日、エディオンアリーナ大阪で臨む予定だった同正規王者ダニエル・バラダレス(29=メキシコ)との団体内王座統一戦が延期されると27日、発表された。同興行をプロモートする亀田プロモーションによると重岡の負傷で日程を延期することになったという。既にバラダレス陣営、IBFとも延期で合意しており、延期の日程、会場については後日、あらためて発表される。なお同カードが組まれていた興行となる3150FIGHT Vol6大会は予定通りに開催される。

重岡は今年1月、バラダレスに挑戦も3回途中の偶然のバッティングに端を発してバラダレスが試合続行不可能と主張して無効試合に。王者側が治療と回復に専念するため、4月に前王者レネ・マーク・クアルト(フィリピン)との暫定王座決定戦で9回KO勝ちを収め、同暫定王者となっていた。