注目の4団体統一ウエルター級王座統一戦(29日、日本時間30日)の前日計量が28日(同29日)、試合が開催される米ネバダ州ラスベガスで行われた。
WBAスーパー、WBC、IBF世界同級王者のエロール・スペンスJr.(33)、WBO世界同級王者のテレンス・クロフォード(35=ともに米国)がそろって登場。壇上に並び立った。146・8ポンド(約66・5キロ)でパスしたクロフォードに対し、スペンスJr.はリミット147ポンド(約66・6キロ)でクリアした。
計量後のフェースオフ時には、スペンスJr.がクロフォードの耳元で「このファイトを実現してくれてありがとう」と感謝の言葉を口にした。するとクロフォードも「ありがとう。お互いに感謝し合えるよ」と返答。ガッチリと握手を交わした。両者がそろって健闘をたたえ合うシーンに集まったファンの盛り上がりは最高潮となった。
公開計量に集まったファンに向け、スペンスJr.は「人々が来て我々を応援してくれるのは素晴らしいことだ」と感慨深げ。さらに「この戦いはクロフォード対スペンス戦ではなく、スペンス対クロフォード戦だ」と“格上”の3団体統一王者としての風格を漂わせた。
一方、世界3階級制覇王者でもあるWBO王者クロフォードは「俺たちは歴史をつくろうとしている。明日はより優れた選手が勝つだろうね。2階級で4団体統一王者という存在になれば素晴らしいことになるだろう」とキッパリ。スーパーライト級に続き、世界初となる2階級での4団体統一に自信を示していた。