<新日本プロレス:G1 CLIMAX>◇2日◇広島サンプラザホール◇観衆2006人
HOUSE OF TORTURE(HOT)の“キング・オブ・ダークネス”EVILの、不可解な逆恨みだった。
EVILはおなじみのディック東郷とともに登場。対するマイキー・ニコルスも同じ「TMDK」の藤田晃生と入場した。
何でもありのHOTは、EVILが試合序盤にニコルスをフェンスにたたきつけ、本部席を破壊。マイクコード、Tシャツでチョーク攻撃。ディックは隙を見て、レフェリーを除外するなど、やりたい放題だった。終盤には、またもレフェリーを場外に追いやり、HOTの2人がマジックキラーをしかけたが、これはニコルスのセコンドにいた藤田が起死回生のカット。調子が狂ったEVILは、逆転のジャパニーズレッグロールクラッチホールドを許し、勝利目前で手痛い2敗目を喫した。
試合後のバックステージに登場すると「藤田、てめぇ、オイっ! てめぇはいつも、俺の足ばかり引っ張りやがって、オイ、ふざけやがって!」と藤田へ矛先を向けた。極悪非道なまでに試合を荒らしておきながら、敗因をヤングライオンのせいにする始末。「俺がもし、リーグ戦突破出来なかったら、てめぇ」と、丸刈りにしてやるからとすごみ、「分かったか、よく覚えとけ、あぁ、クソが」と八つ当たり? というか、反則三昧にもかかわらず、何とも言えない始末だった。
これで4勝2敗の勝ち点8。Cブロックの首位タイとした。同じ8点にはエディ・キングストン、デビッド・フィンレーの2人が名を連ねる。3人が同ポイントでグループ1位の座を奪い合う展開。ブロックの最終戦は8日(横浜武道館)。現在勝ち点7のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)鷹木信悟と一騎打ちを迎える。かつてLIJに属していたEVILにとっては、元同門対決。この勝敗、他カードの状況次第で、藤田のヘアスタイルが決まるというのか…。