<プロボクシング:ダイヤモンドグローブ大会>◇8日◇東京・後楽園ホール
日本スーパーライト級王者藤田炎村(28=三迫)が初防衛に成功した。同級1位大野俊人(27=石川)との初防衛戦に臨み、3回2分48秒、TKO勝利でベルトを守った。序盤から強打で押すと、3回に右フックでダウンを奪取。立ち上がってきた大野に再びラッシュをかけ、レフェリーストップ勝ちを収めた。
序盤からの激しい打ち合いを制し、初防衛に成功した藤田は「しんどい試合になると思っていた。その通りの試合になった。大野選手は強かったです」と敬意を表した。今年4月に新王者になったばかり。王座奪取よりも難しいとされる初防衛を成し遂げ「ちょっとパンチが当たって焦って力んでしまった。今日は及第点です。無事にベルトが戻ってきて、この取り合いしていたんだなと気づいた」と安堵(あんど)の笑み。最後は「僕、年末は暇なので、何かあったら呼んでください」と次戦をアピールしていた。
藤田は早大ボクシング部から人材サービス大手リクルートに入社。営業マンとしての顔を持つ。