ボクシング興行「3150FIGHT」(11日、エディオンアリーナ大阪)出場選手の前日計量と記者会見が10日、大阪市内で行われた。
当初予定していた世界戦消滅を受けてメインに昇格した56・0キロ契約8回戦、日本スーパーバンタム級4位の中川麦茶(34=一力)と日本フェザー級8位の亀田京之介(24=ハラダ)は一触即発の緊迫した計量となった。
前回、初顔合わせの記者会見では設営された金網を破壊するなど、大立ち回りを演じた。この日もフェイスオフの撮影でつかみ合いになりかけたが、乱闘防止で亀田興毅ファウンダー(36)は秘策を用意。なぞの屈強な黒人2人が入場から両者を徹底マークし、つかみ合い寸前で力尽くで止めた。
興毅氏は「こういうのもええと思ってますよ。3150FIGHTはデパート。好カードという商品を売れば、屋上に遊び場だってある。エンタメは大事だと思ってますよ。ただ、行き過ぎはスポーツである以上ダメなんで」。行き過ぎ行為は未然に防いだ。
ただ、会見でも両者はバッチバチに火花を散らした。京之介が「おい麦茶、逃げんなよ。最高のど突き合いするからな」と挑発。中川も「俺は正々堂々とやりたいんで、明日はバンテージ(巻く時の)立ち合いをお願いしたい。俺は反則しないんで」と挑発返しすると、京之介は「俺が反則するちゅうんかい! おまえが持ってきたバンテージでやったるわ」と噴火した。
米国のスポーツ専門チャンネルESPNも、日本のノンタイトル戦では異例のライブ配信する注目の一戦。期待通りに寸止めで、前哨戦を盛り上げた。【実藤健一】