プロボクシング前WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(29=ワタナベ)が9月22日、東京・後楽園ホールで再起2戦目に臨むことが17日、発表された。フィリピン同級1位ジャーベン・ママ(26=フィリピン)との同級10回戦が決まり、17日には東京・五反田の所属ジムで記者会見した。同興行のメイン登場となり、なおセミファイナルで日本スーパーフライ級王者高山涼深(26=ワタナベ)が同級1位村地翼(26=駿河男児)との初防衛戦に臨む。
元世界2階級制覇王者の京口は「今回のテーマは自分の中でKOするというのが大きくある。そういった良い内容を持ってKOで勝てれば。これをクリアして、来年のタイトルマッチ、3階級制覇に向けて良い試合ができればと思っている」と“世界前哨戦”としても位置付けていると明かした。
昨年11月、寺地拳四朗(BMB)とのライトフライ級2団体王座統一戦に敗れて王座陥落。フライ級転向を表明し、今年5月、ローランド・ジェイ(フィリピン)との再起戦で判定勝利を挙げていた。ジェイ戦途中で両拳を痛め、3週間はフルパワーでの練習を抑えていたが、現在は既にスパーリングも30回ほど消化。小林尚陸トレーナーは「拳を痛めてしまったのはトレーナーとして反省点。2戦目は研究しながら、バンデージを巻くところから、一から良い内容で終わることができたらと思う」と強調した。
5月の再起戦後、亜希夫人との結婚式を挙げ、新居に引っ越し、フレンチブルドッグの保護犬も家族として迎え入れるなどプライベートも充実。京口は「バタバタしていたが落ち着いて。生活にもメリハリがある」と納得の笑み。ママ戦でフライ級の世界トップで十分戦える姿を見せるとし「4回ぐらいからKOを狙いたいと思う。丁寧に自分のペースで戦い、中盤ぐらいにはKOしたい」と口調を強めていた。