<WWE:ロウ大会>◇21日(日本時間23日配信)◇カナダ・ケベック州ケベックシティー・ビデオトロンセンター
「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔が9月2日(日本時間3日)のプレミアムライブイベント、ペイバック大会(米ペンシルベニア州ピッツバーグ・PPGペインツアリーナ)でWWE世界ヘビー級王者セス“フリーキン”ロリンズに挑戦することが正式発表された。中邑は前週大会でロリンズから王座挑戦を受諾されていた。中邑は動画で登場し、その前週大会のリング上でロリンズの耳元でささやいた言葉を明かした。
中邑は英語と日本語を交えてロリンズにメッセージを送った。「俺には分かるアイツの弱点が。俺はささやいたのさ。『お前の背中のことを知っている』とさ」と不敵な笑みを浮かべた。WWEではシングル王座、タッグ王座などを総なめにしてきたロリンズだが、激闘の連続で何度も背中を痛めてきた。実際、2カ所の腰椎骨折の古傷を持つという。
王者のウイークポイントをズバリ指摘した中邑は「あいつの背中はずっと前に壊れている。あいつは痛みの中で生きている。その痛みが、埋めることが出来ない、むなしさを生む。どんなに成功しても痛む。妻を抱きしめても痛む。子供を抱きしめても痛みを感じる、世界チャンピオンなんだ。あいつは痛みに満たされているんだ」と皮肉った。
そして日本男子初となるWWE最高位王座獲得への意欲を燃やしながら中邑は「そして今、あいつがもっとも恐れることが現実になる。俺には、それができる。それは、あいつは知っている」と再びニヤリ。ロリンズの背中には漢字で「義、礼、勇、名誉、仁、誠、忠」とタトゥーが彫られている。中邑は「セスと俺はそんなに違いはないかな。俺だってむなしさの中で生きているし…。ただ、ある種、俺たちはおきてに従って生きている。実際、そのおきてはあいつの背中に書いてある。ただ、その崇高な背中に生きていない」などと存在を否定した。
中邑にとってテレビマッチ(PPV含む)では18年以来、約5年ぶりのWWE最高位王座挑戦となる。19年のWWE日本大会でも当時のWWEユニバーサル王者だったロリンズに挑戦し、惜敗している。来月のビッグマッチで、中邑が日本男子初となるWWE最高位王座獲得を狙うことになった。