【UFC】「ハイブリッド」中村倫也が待望の本戦デビュー「メインカードの期待に応える」

シンガポールでUFC本戦デビューを控える「ハイブリット」こと中村倫也

「ハイブリッド」と呼ばれる総合格闘家・中村倫也(28=フリー)が待望のUFC本戦デビューを果たす。26日、シンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC FIGHT NIGHTで、ファーニー・ガルシア(31=米国)とのバンタム級5分3回に臨む。昨年のRoad to UFCバンタム級を制覇し、UFCとの契約をゲット。満を持して立つオクタゴン(金網)だ。いきなりメインカードの1つに組み込まれる大抜てきとなる。

ガルシアはUFCデイナ・ホワイト社長によるコンテンダーシリーズの勝者。強敵との本戦初陣となる中村は「フィニッシュのこだわりはすごくあるが、こだわりが命を落とすスポーツ。そのへんは柔軟に対処したい。結果を残すことが大事、メインカードでデビューする。その期待で応えたいという欲もある」と心身のコントロールを意識。ガルシアについて「頭は良くて優しそうな漢字で良い方だと思う、UFCの大事な試合の1初目で戦えることはうれしい。メキシカンでパッションがあってパンチがある」と気持ちを高ぶらせた。

海外修行での経験も自信の裏付けとなっている。モンゴル、韓国、米国では前RIZINバンタム級王者堀口恭司らが在籍するアメリカン・トップチーム(ATT)にも出げい古。中村は「特にATTは死ぬほどボコボコにされた。磨いてきたこと、やってはいけない動きとかを学んできた。そのへんを持ち帰って日本でどう決めていくかをやってきた、バッチリやってきたので、成果は見られると思う」と手応え。サクセスストーリーの第1歩を勝利で刻む準備は整っている。

◆中村倫也(なかむら・りんや)1995年(平7)3月23日、埼玉県出身。5歳からレスリングをはじめ、花咲徳栄高、専大でレスリング部。17年に世界選手権出場。20年に総合格闘技転向を表明し、21年7月にデビュー。22年6月からRoad to UFCに出場し、バンタム級で優勝。UFCとの契約に成功した。総合格闘技は7戦全勝。リーチは174センチ。サイズは170・2センチ、61・2キロ。愛称はハイブリッド。