アマ13冠でプロボクシング東洋太平洋フェザー級王者の堤駿斗(24=志成)が10月13日、東京・後楽園ホールで11勝(9KO)無敗のルイス・モンシオン・ベンチャーラ(24=ドミニカ共和国)との同級10回戦に臨むと25日、発表された。プロでは自身初となる中南米系ボクサーとの対決が決まった堤は同日、東京・目黒区の所属ジムで会見。「これから世界ランカーと戦う上で、1つのテストマッチだと思う」と強い決意を示した。
複数の対戦相手の動画をチェックする中で自ら希望したという相手との無敗対決。KO率は80%を超えており、「ドミニカの黒ヒョウ」とも言われるベンチャーラについて「結構、ガンガンくるスタイルで、アマキャリアもあってそれなりに洗練された相手。ただ動画をみて、この選手を倒して勝たないとダメだなと自分で思っている相手」と自信をみなぎらせた。
昨年7月のプロデビューから国内最速の3戦目で東洋太平洋王座獲得に成功し、世界ランキングでもWBC世界同級11位に入っている。堤は「これから世界ランクを上げていくにあたって1つ指標は勝ち方。そういうところに注視して、自分の可能性をおみせすることができれば」と強調した。
3試合を経験し、プロのリングに慣れてきたこと手応えはある。常に対戦相手が強いということはあるが、まだKO勝ちがないことも意識している。堤は「ここで自分の殻を破る分岐点になると思う。勝つのは前提で、倒すことにこだわりたい。ここまで判定勝ちで、プロの怖さもあったが、慣れてきた。3戦の反省を踏まえて。安パイに戦ってきた部分もあるので、今までとは違う自分もみせたい」と言葉に力を込めた。
来週から約1カ月間、米ネバダ州ラスベガスでスパーリング中心の合宿に入る。名伯楽のキューバ人トレーナー、イスマエル・サラス氏のもとで調整していくという。