ボクシングのワタナベジム、大阪観光局と包括連携協定を締結 将来的なビジョンは「ラスベガス」

提携を結んだ大阪観光局の溝畑理事長(右)とワタナベジム渡辺会長(左)。中央はオンライン参加の元2階級制覇王者の京口(撮影・実藤健一)

ボクシングのワタナベジムは29日、大阪市内で大阪観光局と包括連携協定を締結した。

同ジム所属の大阪出身、元2階級制覇王者・京口紘人(26)が19年11月から大阪観光大使を務めている縁から実現した。大阪観光局の溝畑宏理事長は「ボクシングを含め、格闘技は世界中で知らない人はいない重要なコンテンツ。(25年)関西万博の認知度向上、その後のIRに向けて大阪を中心にボクシングを通じて発信していきたい」と意気込んだ。

今後に向けて、大阪での興行など具体的な計画は決まっていないが、将来的なビジョンは「ラスベガス」。溝畑理事長は「BOX×食、ファッションなど広がりがある。ボクシングを観戦しながら食事を楽しむなど、IR施設においては欠かせない観光コンテンツと捉えています」。ワタナベジムの渡辺均会長も「全面的に協力できる関係を構築していきたい」と語った。

オンラインで参加した京口は「大阪を盛り上げられるようにできることをやっていきたい」。昨年11月に寺地拳四朗との統一戦に敗れてベルトを失ったが、今年5月に再起。次戦は9月22日に東京・後楽園ホールでフィリピン・フライ級1位シャーベン・ママ(26)との再起2戦目が予定されている。渡辺会長はフライ級で3階級制覇を狙っていくとし、世界戦に向けては「あと2、3戦。できれば大阪でやりたいが、チャンスがあるところで」と海外での挑戦も辞さない構えを示した。