亀田興毅ファウンダー、弟和毅-タパレス戦実現ならずも約4億円オファー提示したと公表

「3150FIGHT vol.7」フェザー級転向会見で、ポーズをとる亀田興毅ファウンダー(左)と亀田和毅(撮影・浅見桂子)

プロボクシング興行3150FIGHTを運営する元世界3階級制覇王者亀田興毅ファウンダー(36)が、元世界2階級制覇王者の弟和毅(32=TMK)の世界挑戦のため、WBAスーパー、IBF世界スーパーバンタム級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)に対し、報酬300万ドル(約4億2000万円)の高額オファーを出していたと明かした。

10月7日、東京・大田区総合体育館で開催される3150FIGHT Vol7大会に参戦する和毅、和毅が所属するTMKジムの金平圭一郎会長(57)とともに6日、都内で記者会見した。

会見冒頭で亀田氏が和毅-タパレス戦実現のため、報酬300万ドルの高額オファーをタパレス陣営に出していたと公表された。4月8日、タパレスがムロジョン・アフマダリエフ(28=ウズベキスタン)を判定撃破し、新王者となった後から陣営と接触を開始。同月中旬、タパレス陣営のショーン・ギボンズ氏(56)が来日した際、直接交渉で金額提示したという。

亀田氏は「(ギボンズ氏から)おー、グッド、ベリー、グッドって。次はタパレスがルール上は指名試合になる。早く決めたかったので、交渉して早くファイトマネーを出したが、タパレス陣営も考えるところがあったのかな…」などと説明。最終的には交渉が進まなかったことを明かした。亀田氏は米国でアフマダリエフ-タパレス戦も現地視察していた。

またTMKジムの金平会長はWBAから1度、同級1位だった和毅がタパレスとの指名試合を承認するとの通知が届いていたことも明かした。しかし「1日でひっくり返った」(金平会長)とWBAから急に同級2位となったアフマダリエフとの挑戦者決定戦の指令に切り替わったと強調。アフマダリエフ陣営にも対戦交渉の連絡を入れたものの、返答がなかったため、2年前から和毅が計画していたフェザー級転向を決断したという経緯を説明した。

なおWBAはタパレスが次戦でWBC、WBO世界同級王者井上尚弥(30=大橋)との4団体王座統一戦に臨むことを承認している。