プロボクシングWBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(31=BMB)が「ハイブリッド戦術」で新旧統一王者対決をKO防衛で制する。18日、東京・有明アリーナで元WBA、IBF世界同級王者で現WBC世界同級1位のヘッキー・ブドラー(35=南アフリカ)との防衛戦(WBA2度目、WBC3度目)を控える。7日には都内のジムで練習を公開。寺地は「減量も仕上がりもすごく順調。テンポ感と距離感を大事にしてきた。テンポは少し遅くなっていたので。距離感は遠すぎず、近すぎずで(意識して)頑張ってやりました」と自信の表情を浮かべた。
もともと中間距離で左ジャブを軸に試合を組み立ててきた寺地は、昨年3月のの矢吹正道(緑)との再戦から近距離でも攻めるスタイルを導入。父で所属ジムの寺地永会長(59)は「以前の足を使うファイトスタイルから(接近戦でも戦える)ハイブリッドに変えて、それがさらにスケールアップした形になっている。本人の望む4団体王座統一に向け、ここは軽く勝たなければいけない」との表現で説明。「ハイブリッド戦術」で新旧統一王者対決を制する手応えを示した。
18年5月、WBA、IBF世界同級王者・田口良一(ワタナベ)を下して統一王者となったブドラーは4敗のうち、KO負けは京口紘人(ワタナベ)戦の1度のみ。接近戦でも中間距離でも戦える倒しにくい指名挑戦者となる。寺地は「練習の仕上がりも良くモチベーションも上がっている。ほぼ完成している状態。中盤あたりで倒せれば。流れで倒せるように準備している」と自信を示した。
昨年11月、京口との王座統一戦後、支援者から提供された愛車レクサスLC500h(約1500万円)もハイブリッドシステムが搭載されている。ライトフライ級で4団体統一を狙う寺地はボクシングも運転も「ハイブリッド」で突き進む構えだ。