【新日本】EVIL「新日本プロレスは俺の」SHO「オレは福男」無法ファイトでベルト死守?

前哨戦を制し、強奪したベルトを掲げる左からSHO、EVIL、ディック東郷(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス:Road to DESTRUCTION>◇8日◇東京・後楽園ホール

HOUSE OF TORTURE(H.O.T)EVIL&SHOが、無法ファイトでベルトを“守った”。両者は後楽園大会のメインイベントでタッグを組み、Just 5 Guys(J5G)のタイチ&SANADAと激突。10・9両国大会のIWGP世界ヘビー級王座戦(王者SANADA-挑戦者EVIL)、そして9・24神戸大会の「KOPW2023」争奪戦(保持者タイチ-挑戦者SHO)のダブル前哨戦を制したEVILは「オメーらみてえなクズの集まりはよ、今シリーズで終わりにしてやるよ!」と高らかに笑った。

EVIL&SHOは、8・13両国大会で強奪したIWGP世界ヘビー、KOPWのベルトを、それぞれ携え登場。まるで所有物かのような振る舞いに、怒りのJ5Gだったが、お構いなしのH.O.Tは終盤にSHOがタイチをトーチャーツールで殴りつけ排除。EVILはベルトでSANADAの急所を攻撃し、3カウントを奪った。試合後もSHOが、タイチをショックアローでKOするなど、やりたい放題だった。

バックステージでもH.O.Tの独壇場。EVILば「リング上で言った通りだよオイ! この会社はよぉ、オレのもんなんだよ。新日本プロレスは俺のもんなんだよ、分かったかオイ。ガタガタブーブーうるせぇんだよ、テメーら。文句あるヤツは全員ぶっつぶしてやるからな、分かったかよく覚えとけ」と言えば、SHOも「オイオイオイ、今年のよぉ、1・4からよぉ、これ(KOPWのベルト)はもうオレのもんなんだよ。最初に入場したのはオレやろ。その時点でよぉ、オレは福男なんよ、今年の。アイツがよぉ、どんなセコいルールにしてこようがよぉ、こっちにも考えがあるんや。いいかオイ、これはもう、オレのもんなんや!」と何故か福男ルールを持ち出し、正当性を主張した。