井上尚弥がフルトン戦前に「勝てるかな?」と家族に漏らした理由「僕も不安になるんです」

都内で行われたLeminoプレミアム会員向けのスペシャルトークイベントに参加したWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥

プロボクシングWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(30=大橋)が、人間らしい一面をのぞかせた。9日、都内で行われた「井上尚弥 Lemino プレミアムトークショー」に出席。

7月25日の有明アリーナで無敗のWBC、WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(29=米国)にTKO勝利した舞台裏で「(試合前に)勝てるかな?」と漏らしていたことを明かした。これは元日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者で、いとこの井上浩樹がX(旧ツイッター)の“証言”。尚弥は「浩樹…。内緒だよって言ったんですけどね」と笑った。

モンスターも人の子。「これ言うのは、めったにないですかね。不安を頼れる人に話すことが不安を解消するというか、僕も不安になるんですよ。寝られなくなるんですよ。そんな時に、『勝ちてぇ』って声に出す、頼れる人の前で声に出す。何のプライドとか、そういうものをなくした状態で発言できるので、いい時間だった。あえて、(弟の)拓真とか、(いとこの)浩樹とかの前で、『勝てるかな』『勝ちたいね』って声に出すんですよ」と人並み外れた強さを誇示しながら、井上尚弥も人間だったことがわかる一面だった。