プロボクシング大橋ジムのホープ山崎裕生(22=大橋)がプロ2戦目に臨む。12日、東京・後楽園ホールで開催される所属ジム興行フェニックスバトル104大会(日刊スポーツ新聞社後援)で、ジラワット・タムマチョット(26=タイ)とのスーパーバンタム級6回戦を控え、11日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に出席。400グラム少ない54・9キロでパスしたジラワットに対し、山崎はリミット55・3キロでクリアした。
世界4階級制覇王者の井岡一翔(志成)らを輩出した大阪の名門・興国高ボクシンブ部で主将を務め、アマ戦績は40勝9敗の山崎は今年6月、オアティポン・チャンカーム(タイ)とのプロデビュー戦で左ボディーをねじ込んで100秒TKO勝利を挙げた。その鮮烈プロデビューとともに、同門の先輩となる世界4階級制覇王者のWBC、WBO世界同級王者井上尚弥(30)の練習パートナーとして知られる。7月25日の前統一王者スティーブン・フルトン(米国)戦前にもスパーリング相手を務めており「技術的にもアドバイスをいただいている。明日の試合に絶対、生きると思います」と口調を強めた。
さらに8月上旬のロードワーク中、横浜駅付近で足を痛めて動けなくなった老人を保護。老人を背負って自宅まで運び、老人の関係者から感謝の手紙を送られたことが所属ジム大橋秀行会長(58)のSNSを通じて明かされた。
山崎は「最初は(老人らに)『大丈夫です』と言われたのですが、ロードワークに戻って振り向いたら心配になって戻りました。手紙が届いてびっくりしましたね」と振り返る。まだプロデビュー間もないものの、話題豊富な大橋ジムのホープ。プロ2戦目に向けて「調整はバッチリです。明日は全力でいくだけです」と気持ちを高揚させていた。