プロボクシング元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏(36)がファウンダーとして手がけるイベント、3150FIGHTにスーパーフライ級の「令和三羽がらす」が“誕生”した。3150FIGHTエリートとしてプロモート契約している政所椋(23)、花田颯(21=ともにKWORLD3)、野上翔(23=RK蒲田)のスーパーフライ級3人が10月7日、東京・大田区総合体育館で開催される3150FIGHT Vol7大会に参戦することが11日、正式発表された。
プロ3戦目となる政所は日本同級6位吉田京太郎(26=ワタナベ)、プロ2戦目となる花田はWBA同級12位レネ・ビビアーノ(28=メキシコ)、そして野上はムエタイの殿堂ラジャダムナン・スタジアムで王座獲得の経験もあるというアナンタチャイ・ドゥウォンヤ(タイ)とそれぞれ同級8回戦に臨むことが決定。亀田氏と3選手は同日、都内で記者会見に臨んだ。
日本ランカー狩りに挑む政所は「(日本ランカーとの対戦は)ラッキーだと思った。自分のボクシングをやれば勝てる相手。目の前の試合に勝つことしか考えていない」と闘志を燃やせば、2戦目で世界ランカー狩りに挑む花田も「勝てば自分が世界ランクに入れるかなと。しっかり勝って最短(の世界王座獲得)も狙えれば。格上選手とやりたかった。しっかりKOしたい」と“ビッグマウス”で意気込みを示した。
さらにムエタイ王者狩りを狙う野上は「相手はアマチュア経験もあってムエタイ王者ときいているが、自分はボクシングを小学校からしている。ボクシングの差をみせつけたい。相手は誰でもいいし、組まれた試合がランカーでも誰でも良かった」と自信をみなぎらせた。同じスーパーフライ級3人が並ぶ記者会見に同席した亀田氏は3人に向けて「令和三羽がらす」と命名した。
同氏は「3選手はアマ経験豊富。スーパーフライ級で3人、平成の三羽がらすがいたではないですか。この3人が令和の三羽がらすでいいじゃないですか。みんな勝ち上がって、対戦することもあるだろうし。どういう道にいくのか楽しみ」と大きな期待を寄せた。令和三羽がらすの命名に対し、政所は「あんまり分からないし、気にしていない。もし自分で上で当たることがあれば(2人は)リングに沈めたい」と言えば、花田も「別に気にしていないが(平成の三羽がらす)3人を超えられるようにしたい」とキッパリ。野上は「自分は一匹おおかみなので。自分が1人王者になるので、2人はなれない」とクールだった。
90年代の日本ボクシング界では、鬼塚勝也、ピューマ渡久地、川島郭志の3人が最初に「平成の三羽がらす」と呼ばれた。その後も鬼塚、渡久地、辰吉丈一郎の3人が「三羽がらす」と表現されていた。