プロレス界のスーパースターは、やはり豪快だった。昨年10月1日に死去した「燃える闘魂」・アントニオ猪木さん(享年79)の一周忌法要と「燃える闘魂 アントニオ猪木之像」の除幕式が12日、神奈川・横浜の曹洞宗大本山・總持寺でしめやかに営まれた。弟子の藤原喜明、蝶野正洋、小川直也らに加え、新日本の相談役・坂口征二氏、天山広吉、小島聡、永田裕志、棚橋弘至、オカダ・カズチカら、そして全日本からは諏訪魔、宮原健斗ら、プロレスリング・ノアから拳王、清宮海斗ら計120人が参列した。
弟の啓介さんは、兄の破天荒ぶりを懐かしんだ。「いつも自分は海外にいる時に一緒にいさせてもらった。いつも無理難題を言われていた。兄貴だからしょうがないと過ごしてきた」と苦笑いを浮かべた。最も印象的だった出来事は、ブラジルへ渡航した際の話。「ブラジルに行く時は一緒だった。なんせコロコロ自分でスケジュールを変えるので本当に困った。大統領に会うスケジュールもこちらで変えるって(笑い)。『午後にしろよ』とかって…。大統領府ではなく、私邸だったので、なんとかうまくできた。いろんなことをやらせられました」と一国のトップの予定変更もしてしまう兄。「海外に着いたと思ったら、すぐに帰るとか言い出したりして…。当時は航空券変えるの大変でしたよ(笑い)。でも今、思えば楽しい思い出。大好きな兄貴です」と笑顔で懐かしんだ。