IBF暫定王者重岡銀次朗「今は本調子でやれる」10・7王座統一戦へ、負傷から完全復活を宣言

公開スパーリングに臨んだ重岡兄弟の兄優大(右端)と弟銀次朗(左端)の世界王者コンビ。中央は世界戦をプロモートする亀田興毅ファウンダー

プロボクシングIBF世界ミニマム級暫定王者・重岡銀次朗(23=ワタナベ)が完全復活を宣言した。

10月7日の東京・大田区総合体育館での同正規王者ダニエル・バラダレス(29=メキシコ)との団体内王座統一戦に向け、14日には東京・五反田のワタナベジムで公開練習。WBA世界ミニマム級3位ジョン・ズレータ(28=フィリピン)との2回のスパーリングを消化し、スピード感ある動きに加え、強烈な左ストレートを打ち込み、順調な調整ぶりをうかがわせた。

当初は8月にバラダレスとの王座統一戦が組まれていたものの、自身の足の負傷で延期が決まっていた。この日のスパーリングで好調ぶりを示した重岡は「ジョンは超うまい。2ラウンドで仕留めるのは難しい。手数も多いので。今は本調子でやれている」と完全復活を強調した。15日には世界戦と同じ12ラウンドのスパーリングに臨む予定だという。

この世界戦をプロモートする3150FIGHTの亀田興毅ファウンダー(36)のサポートで、ズレータの他、過去にWBC世界ライトフライ級のランキング入りしていたジェイソン・バイソン(25)、東洋太平洋ライトフライ級王者ミエル・ファハルド(ともにフィリピン)を招き、今週からは毎日スパーリングしているという。

公開練習を視察した亀田ファウンダーは「今の引きとして良く動けていますね。これまで海外勢とのスパーリングをしていないから、まだまだ伸びしろがある。次はメキシコ人パートナーも呼んでみたい。今後も定期的にできる限りのサポートをしていきたい」と期待を寄せた。

重岡は今年1月、挑戦者として王者バラダレスに挑んだものの、3回の偶然のバッティングを契機に王者が試合続行不可能となって無効試合の憂き目に。IBFのバラダレス負傷認定を受け、4月には前王者レネ・マーク・クアルト(フィリピン)とのIBF同級暫定王座決定戦に臨み、暫定ベルト獲得に成功。当初は8月11日、エディオンアリーナ大阪でバラダレスとの王座統一戦が組まれていたが、重岡の足負傷で試合延期が決まっていた。