那須川天心「関係ないっしょ」18日対戦のメキシコ王者グスマンから指摘された経験値の差を一蹴

「LIVE BOXING 5」の会見後、自身のパネルを背にポーズをとる那須川天心(撮影・浅見桂子)

無敗の格闘家で4月にボクシング白星デビューを飾った東洋太平洋スーパーバンタム級8位那須川天心(25=帝拳)が18日、東京・有明アリーナで控える2戦目に向け、16日に都内のホテルで記者会見に臨んだ。

拳を交えるメキシコ・バンタム級王者ルイス・グスマン(27)とそろって壇上に座った。メキシコ王者に挑む那須川は「すごく体調も調子も良く、心の方もすべて整っている。前回(の試合)から5カ月間、この日のためだけに生きてきた。それを試合でみせられると思うと楽しみ」と決意を示した。

アマ経験150戦(143勝7敗)、プロも非公認試合を含めて24戦をファイトしているグスマンから「私が天心選手に勝っているのは経験。プロの経験です。プランも1、2、3とある。この経験は勝利につながる要因になると思う」とキャリア差を指摘された。

ボクシングは1勝のみの那須川だが、キック42勝、総合格闘技4勝、ミックスルール(キック+総合)1勝で無敗。エキシビションながらボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)と対戦している経験値もあるだけに言葉で“一蹴”。「(ボクシング経験値は)そんな気にしていない。関係ないっしょという感じですね」と自信の表情を浮かべた。

5月から本格的にジムワークを再開した後、2度にわたる異例の走りこみ合宿を敢行。「聖地」米ラスベガスでの実戦トレ合宿も約2週間取り込み、元WBO世界同級王者アンジェロ・レオ(米国)らとスパーリングしてきた。帰国後の8月下旬からは世界挑戦経験あるメキシコ人パートナーとのスパーリングで最終調整。所属ジムの浜田剛史代表は「5カ月間でこんなにも成長するのかとびっくりしている。期待は大きい訳ですが、期待通りの試合ができる」と太鼓判を押した。

試合のポイントを問われた那須川は「ポイントは技術とかいろいろあるが、そういうものだけではなく、相手だったり見ているお客さん、Amazon(プライムビデオ)で見ている人達の心を巻き込めるような試合をして、最終的に全員を『倒し』にいきたい」と独特の表現で自らのハードルを設定。グスマンを倒し、ファンの気持ちをわしづかみするようなファイトをみせる意気込みを示した。