プロボクシングIBF世界ミニマム級暫定王者・重岡銀次朗(23=ワタナベ)が因縁対決に向けて気合を入れ直した。7日、東京・大田区総合体育館で同正規王者ダニエル・バラダレス(29=メキシコ)との団体王座統一戦を控え、6日には都内のホテルで前日計量に出席。100グラム少ない47・5キロでパスしたバラダレスに対し、リミット47・6キロで一発クリアした。
約17秒間のフェースオフ(にらみ合い)で火花を散らした重岡は「メチャクチャ体調は良い。明日が楽しみ」と自信の表情を浮かべた。
今年1月の挑戦者として初対決したが、偶然のバッティングを契機に王者の試合続行不可能のアピールで無効試合になった。今度は7月に自らが左足を負傷し、8月11日に予定されていた再戦が延期となった。因縁の完全決着をつける舞台となる。
2度目対決を控えた重岡は「しっかり自分の実力を証明したい。本当に自分のボクシングをやって、本当に変なバッティングとかなく、普通にやれば自分は勝てると思っている。全然、レベルが上だと思っている。明日の試合でしっかり倒してKOをみせられればいい」と意気込みを示した。
4月にWBC世界同級暫定王者の兄優大(27=ワタナベ)ともに兄弟同時の世界王者となった。今回は兄弟で団体内王座統一を目指す。同じ団体内で正規王者がいる現状にも決着をつけられる。
重岡は「暫定ということで、もちろん2人ともこのベルトに満足していない。正規王者になって初めての世界王者だと2人とも思っている。それにふさわしいのは自分だと思っている。それを証明するだけ」と王座統一への意識を高めた。