プロボクシングWBC世界ミニマム級暫定王者・重岡優大(26=ワタナベ)がKO決着で王座統一を狙う。7日に東京・大田区総合体育館で同正規王者パンヤ・プラダブシー(32=タイ)との団体内王座統一戦を控え、6日には都内のホテルで前日計量に臨み、100グラム少ない47・5キロでパスしたパンヤに対し、重岡はリミット47・6キロでクリアした。
約30秒間の長いフェースオフ(にらみ合い)で火花を散らした重岡は「とりあえず計量パスして相手を向かい合い、緊張感も上がってきた。今はリラックスしているが、明日スイッチを入れてしっかりぶっ倒したい」とKOを狙う意気込みを示した。
4月に元WBO同級王者ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)との暫定王座決定戦で7回KO勝利して世界ベルトを獲得したが「前回の試合は暫定(王座決定戦)だったので僕の中で世界戦のイメージがなかった。今回はしっかり王者(が相手)なので、今回は初めての世界戦の意気込み」と心境を口にした。さらに「僕はメンタル的に家族、友人、仲間のために戦うスタンスだが、今回は僕が小さい頃からやってきたことをムダじゃなかったと証明する、自分のために戦おうかなと。今までにない感情かな」とも明かした。
幼少時からボクシングを始め、テレビでボクシング世界戦中継をチェックし、長谷川穗積や亀田興毅ら世界王者がファイトする舞台にあこがれてきた。「めっちゃめっちゃ気分です」と言いながらも、赤くヘアを染めてきた重岡は「小さい頃から世界王者をテレビで見ている時から僕もここに立つんだと思ってやってきた。前回は夢の舞台ではなかった。今回は王者に挑戦する気持ちがある。俺が王者にふさわしい。しっかり実力、今までやってきた格闘技人生すべての力を出し切れればいいと思う」と燃えていた。