自分の肉体にチーム名を書く羽目になった。
東京女子プロレスの長野じゅりあが10日、前日に対戦した宮本もかとの「空手」タッグでプリンセスタッグ王座挑戦を表明した。27日後楽園大会で、9日に新王者となった乃蒼ヒカリ、角田奈穂の「ふりーWiFi」と対戦する。
チーム名は「真拳空勝」(しんけんくうしょう)。横で発表を聞いていた角田に「漢字? 英語? ここに一回書いてもらっていいですか?」と長野自身のグラビアが掲載された雑誌を差し出され、仕方なく書くことになった。水着写真の上にサインならよくある話だが、露出の多い体の部分を黒いマジックの文字が覆う形となった。さらに「チーム名は私たちの方が格好いい」と追い打ちをかけられ、終始ペースを握られてしまった。
宮本とは、9日の大会でシングルマッチを行い、お互いの実力を再認識。試合後にはそれぞれがベルト挑戦をアピールした。宮本が「デビュー戦も復帰戦も初勝利も隣で見てきて一番知っている。もっと上を目指したいし、そのためにもベルトが欲しい」と言えば、長野も「練習することもタッグを組むことも多く、本当に大好きで尊敬する先輩。昨日戦って好き度が増した」と相思相愛だ。
宮本は松濤館流空手、長野は糸東流空手の有段者。長野はプロレスの試合中に、空手の形を披露し、相手を威嚇することも多い。「5歳からやってきて、メダルやトロフィー、賞状をもらってきた。プロレスで初めての勲章としてタッグベルトがすごく欲しい」と熱い思いを語った。
現役看護師に加え、アクション俳優、グラビアなど「五刀流」の活躍をしている。そんな長野にジェラシーを感じたのか、王者の角田からは「(グラビア雑誌を)なめるように見ます」と挑発を受けた。会見には“敗れ”たが、シングル対決で再認識した強い絆で、頂点を狙う。