東洋太平洋Sライト級王者永田大士1階級上のノンタイトル戦判定勝ち「これからの永田楽しみに」

勝ち名乗りを受ける東洋太平洋スーパーライト級王者永田大士(右端)

<プロボクシング:ダイヤモンドグローブ大会>◇10日◇東京・後楽園ホール

東洋太平洋スーパーライト級王者・永田大士(33=三迫)が1階級のウエルター級マッチで快勝した。WBOアジア・パシフィック同級10位キム・ジンス(27=韓国)との同級8回戦に臨み、3-0の判定勝利を収めた。序盤に左ストレートを被弾したものの、前に出ながら左ストレートで反撃。1階級上の選手に押し負けることなく、最後まで攻めきった。

永田は「良いところも悪いところも出た試合」と反省しつつも「これからの永田大士を楽しみにしてください」と力強く宣言した。

スーパーライト級(リミット63・5キロ)以上のウエートで試合するのは15年12月の65・0キロ契約体重8回戦以来。1階級上の相手ということもあり「過去一、すごいパンチだった。分かっていたので打たせてはダメですよね」と苦笑い。ただ「自分の欠点は冷静さを失うところですが、今日はトレーナーの声も聞くことができた」との手応えもあったという。

昨年12月、近藤明広(一力)との初防衛戦で判定勝利して以来、約10カ月ぶりのリングだった。6月下旬から7月上旬にかけ、自身3度目の米ロサンゼルス合宿も敢行。「海外で戦ってみたい」という永田本人の意向を受け、マッチメークの幅を広げるために所属ジムの三迫貴志会長と相談の上で決めたウエルター級のノンタイトル戦だった。

永田は「今日の内容だと海外なんて全然。やり直さないといけない。なかなかうまくいかない。人生もそうだと思う。難しいけれど逃げずに戦っていきたい」と強い決意を口にしていた。