全日本プロレス石川修司&諏訪魔がプロデュースの女子プロレス団体「Evolution」は10日、都内で記者会見を開き、SUNNY(サニー)の現役引退を発表した。
サニーは9月14日の全日本プロレス新木場大会に参戦後、手足のしびれが悪化。救急搬送され、精密検査の結果、生まれつきで、神経の通り道が狭い、脊柱管狭窄(きょうさく)症を患っていたことが判明した。プロレスを続けた場合、最悪の場合は脊髄損傷や半身不随に直結する可能性があると医師から指摘されたという。今後は団体の裏方としてサポートしていく。
サニーは「今まで練習生の時から激しく練習の後だったりで、吐き気、めまい、しびれが少し出ている症状があった。でも、体力が追いついていないとか、もっともっと体を鍛えて強化していけば大丈夫と思ってやっていましたが…。何よりも、何か大きなことがリングの上で起きたりする前でよかったなと思いますし、私の体や気持ちを尊重してくれた師匠と団体に感謝しています」と話した。
未勝利で現役を終えることになった。「もともと生まれ持った身体的特徴だったということ。これが完治ではなく、そのままの体で…。今までもスポーツはやってきたけど、首の後ろの部分、受け身を取るってことが、この体だとかなりリスクがあるということなので。プロレスが、この体とは難しかった」と、しみじみ語った。Evolutionの旗揚げ興行となった今年3月21日に東京・新木場1stRINGでデビュー。一番の思い出を問われると「デビュー戦…。一番こう、リングの上ってこういう景色なんだなって、身をもって体験できたことは、あの光景は忘れられない」と、涙があふれ出た。