<プロボクシング:TreasureBoxing4大会>◇12日◇東京・有明アリーナ
元WBO世界バンタム級王者でWBO世界スーパーバンタム級3位のジョンリール・カシメロ(34=フィリピン)の日本初試合は負傷判定引き分けとなった。元IBF世界同級王者小国以載(35=角海老宝石)との元世界王者対決に臨んだものの、4回途中に偶然のバッティングで小国の頭部から出血。ドクターストップにより試合続行不可能となって4回0分27秒、負傷判定ドロー。カシメロにとってWBC、WBO世界同級王者井上尚弥(30=大橋)への挑戦につなげる日本初試合だったが、決着をつけられなかった。
20年4月に1度は対戦発表されながら、コロナ禍で中止となった井上との対決。以後、カシメロは「井上は俺から逃げている」「井上に勝つ」と発言を続けてきた。11日の試合前日会見でカシメロは「小国とやってから井上だ。早く試合がしたい。ファンのみんなが希望しているカードだ。それが実現したら、井上はその決断を後悔するような試合になる」と強い意気込みを示した。
TreasureBoxing興行をプロモートする元WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪氏(32)は試合結果を受けて「(小国との再戦を含めて)もう1回、カシメロと話し合いたい」と話していた。