プロボクシングWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(30=大橋)が、12月26日に東京・有明アリーナでWBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)との4団体王座統一戦に臨むことが25日、正式発表された。
現在、タパレスは21年7月から拠点としている米ラスベガスで練習しており、横浜市内のホテルで行われた記者会見には出席しなかったが、契約するMPプロモーションズのション・ギボンズ社長が登壇。「タパレスは日本では全勝しており、WBO世界バンタム級王者時代も日本で勝っている。日本での試合は得意」と自信をのぞかせた。
WBO世界バンタム級王者時代の2017年4月に大阪で同級6位大森将平()と対戦。体重超過で王座を剥奪されたが、試合では11回TKO勝ちを収めている。当時からパワーファイターのイメージが強かったが、井上の所属する大橋ジムの大橋秀行会長は「当時とは別人。今はすごくうまくなっている」とその成長に警戒感を強めている。
知名度も、実績も下馬評も井上が圧倒的に優位だが、ギボンズ社長は「井上のパワーに気を付けなければならないが、タパレスはテクニックもあり、ガードもしっかりしている。フィリピン人初の4団体統一に闘志を燃やしていて、日本には勝つためにくる。本当にハングリーだ」と最後まで強気だった。【首藤正徳】