5分で片付ける。東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス王者・山下実優が25日、初防衛戦となる27日後楽園大会の調印式に出席。悪態をつく挑戦者のレジーナに「5分以内で蹴り倒す」と完勝を誓った。
コーヒー片手にスマホをいじりながら登壇し、テーブルに足を乗せるなど行儀の悪いレジーナ。困った難波小百合リングアナに山下は海外遠征で培った英単語をいくつか教えてサポートするも態度は変わらず。見かねた王者は「どういう姿勢で来ようが関係ないが、会見の時は電話は控えたほうがいい。それは人として。戦う時に携帯を持ち込まないで欲しい」と不快感をあらわにし、不穏な空気が漂った。
レジーナは166センチながら、105キロの巨漢。初来日となった20日、翌21日とシングルマッチに出場しわずか5分で勝利するなどパワーを見せつけた。それでも普段から海外の選手と対戦している山下に怖いものはない。「日本のレスリングが私にとって楽勝。ヤマシタのかわいらしい蹴りは、通用しない」と余裕の表情を見せる“北欧の未確認モンスター”に王者は全く動じなかった。「かわいらしい蹴りかどうかは試合をしてみてわかるんじゃないですか?」と対抗した。
9日に瑞希を破り、プリプリ最多4度目の王者に輝いた。英EVE、米スパークと合わせ、現在3つのベルトを手にする。以前からプリプリのベルトを「世界で価値のあるものにしたい」と考えており、フィンランド出身のレジーナは格好の相手。「瑞希を含め、今までのチャンピオンたちもリスクを負ってきた中で守ってきた。焦りはない」と前を向いた。「瑞希から取りたい」と半年間思い続け、ようやく手に入れたベルト。簡単に手放すわけにはいかない。