勝てば親子2代の全日本新人王王手 赤井英和さんの長男英五郎が東日本決勝前に「一番シャープ」

計量を終えて記念撮影に納まるプロボクシング東日本新人王のミドル級決勝で対戦する赤井(左)とマッチョパパ一基(撮影・首藤正徳)

プロボクシングの第80回東日本新人王決定戦が3日、東京・後楽園ホールで行われる。2日、都内の日本ボクシングコミッションで計量が行われ、親子2代での全日本新人王を目指すミドル級の赤井英五郎(29=帝拳)は72・1キロでパス。昨年7月に2回TKO勝利を収めているマッチョパパ一基(34=協栄)との再戦に「体を使ってパンチが打てるようになった。今までで一番動きがシャープ」と静かな闘志を燃やした。

父で俳優の赤井英和さんは、1980年度にデビューから4連続KO勝利でスーパーライト級の全日本新人王を獲得している。一方、長男の赤井は3度目の挑戦でようやく東日本の決勝まで駒を進めた。勝てば親子2代での全日本新人王に王手をかけるが「ありがたくも比較される立場ですが、勝ったとしても全然まだまだだと思っています。2世ではなく、自分のボクシングがすごいと思われる戦い方ができるようになりたい」と話した。

1年前に、デビュー戦だったマッチョパパ一基を右アッパー一発でリングに沈めているが、過信や油断はない。「相手は今度は腹がすわっている感じがした。リベンジの気持ちでくるので、前のようにはいかない。一番でごわい相手。自分は常にチャレンジという気持ち」と、計量で対面してあらためて気を引き締めた。

今回も英和さんは来場して観戦予定。「パンチはスナップだからという話はよくしていて、スナップ鍛えとけとか言われていますが、先週は急に指立て伏せをしとけと言われました。今回は時間がないので、それはまた次につなげたいと思います」。赤井は父親の期待も背負って東日本決勝のリングに上がる。【首藤正徳】