井上尚弥と100回スパーの山川健太「勝ちに徹したい」東日本新人王フェザー級決勝へ計量パス

東日本新人王フェザー級決勝へ計量パスした大橋ジムの山川健太

プロボクシング東日本新人王決勝が3日に東京・後楽園ホールで開催される。第7試合のフェザー級決勝には、大橋ジムのホープ山川健太(19)が登場し、牧田健之介(22=RK蒲田)と拳を交える。2日、東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、56・6キロでクリア。対戦する牧田は56・8キロでパスした。

「減量が終わると試合のスイッチが入る。気持ちが入り、やる気が出てきます」と意気込んだ山川は、過去に同門の先輩となるWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(30)からスパーリング相手に指名された。昨年12月のWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(英国)との同級4団体王座統一戦前、そして今年7月のWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(米国)挑戦前などに練習パートナーを務めてきた。

合計すれば井上との総スパーリング数は100回を超えるという。井上からは「自分の距離で戦うこと」などのアドバイスをもらったという。「尚弥さんとのスパーリングは自分の大きな経験になりました。自分のボクシングに新しいものを取り入れて強くなっている」と手応えを示した。

東日本新人王決勝では3連続KO勝ちの期待もかかるが、「相手は1発のある選手。本当にパンチをもらわない、4回を完封する試合をしたい。勝ちに徹したい。この先の全日本新人王を狙っているので」と最後まで冷静だった。