日本フライ級王者の飯村樹輝弥が初防衛「本当に強い味方」新婚の真成美夫人に勝利プレゼント

初防衛に成功した日本フライ級王者飯村樹輝弥(中央)。左は真成美夫人、右は佐藤直樹トレーナー

<プロボクシング:第8回WHO,S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT>◇4日◇東京・後楽園ホール

メインの日本フライ級タイトルマッチ10回戦は、同級王者飯村樹輝弥(25=角海老宝石)が初防衛に成功した。挑戦者の同級12位村上勝也(29=名古屋大橋)を多彩な左と連打で圧倒し、3-0(99-91×3)の判定勝ちでベルトを守った。飯村は「ひとまず防衛できて良かったです。10ラウンドを集中して戦えた」と収穫を口にした。

身長11センチ差の劣勢を埋めるように飯村は序盤からアグレッシブに攻めた。左フック、左ボディーを打ち込むと、チャンスには連打を浴びせて主導権を握り続けた。セコンドには大学時代から交際し、王座獲得した7月に結婚した元アマボクサーの真成美夫人がいた。日頃のアドバイス、減量食、前日計量の付き添い、そしてバンデージも同夫人に任せている。

新妻に結婚後初勝利をプレゼントした飯村は「本当に強い味方。自分の奥さんの力なくして、自分の力は出ない」と感謝。真成美夫人も「いつも通り、格好いいボクシングでした」とたたえた。初防衛戦から新たに佐藤直樹トレーナーとタッグを組み、技術面の準備をしてきたころともあり、飯村は「細かいサポートあってこそ自分がいる」とジム内の結束感も口にした。

フライ級にはWBA世界同級1位ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)、元世界2階級制覇王者京口紘人(ワタナベ)ら強豪がひしめく。飯村は「どんどん来年もまい進していきたい。今年は運があって(王座を)ものにできて、防衛もできた。まだ自分の夢、目標はここではない。世界への準備、世界に挑戦できるように勝っていくしかない。強い相手にしっかり勝っていって世界挑戦できるように頑張っていくだけ」と気合を入れ直していた。